スタート、モーター、ボート

今回は出走表の
スタート、モーター、ボート
についてです。

先ずは

スタートについて

競艇のスタートは、フライングスタート方式と呼ばれる、助走をつけての独特なスタートです。
目に見えないスタートライン目掛け、大時計の針が0になるタイミングを計り、スタートします。
このスタートは、とても難しいです。

各選手毎に、上手な選手、下手な選手がいます。

スタートの重要性は、かなり高いです。
内側の選手より上手なスタートが出来れば、1マークまでの間に先行し、先に旋回し優位に立てます。

逆にスタートが遅れしまうと、先行した艇の引き波にはまり、入着も困難になります。

スタートで先行する事は、ゲームに例えると、「先制攻撃が出来る」と同じ事です。
武器で体力を削ったり、魔法で麻痺させたりと優位に戦闘を進められると思います。

逆に遅れる事は、「先制攻撃されてしまう」事で、戦況は厳しくなります。

上手なスタートは、レースの展開を作る事になり、勝利に近付く事になります。

レース展開における出目の法則などは、後の『レース予想』の話で説明します。

モーターについて

モーターとボートは、前検日に抽選して各選手に割り振られます。
モーターは、特に重要で勝敗に大きく関わります。

競艇のモーターは、Yamato製のヤマト331型の出力低減モーターです。
このモーターは水冷2サイクルガソリン機関の縦型直列2気筒エンジンで、排気量は400cc。
最大出力は毎分6600回転で31馬力あり、重さは約42kgとなっています。

さて、エースモーターと言われる勝率のモーターは、どの様に素晴らしいモーターだと思いますか?

50馬力位ある?

そんな訳ありません、最大出力31馬力と言ってるので、31馬力です。

エースモーターとは、「エンジンスペック通りに整備されたモーター」の事です。
言い換えれば、それ以外のモーターは、整備が上手くいってないモーターなのです。

モーターの良し悪しは、出力だけではありません。
プロペラ調整も重要です。
プロペラは、以前は各選手毎に作成してレース場に持ち込める部品でしたが、持ち込み制度は廃止され、現在はエンジンの一部扱いです。
なので選手は、レース期間中に自分のレーススタイルに合ったプロペラとモーターに仕上げなければなりません。

最近のモーター整備は、相当悪い勝率のモーターで無い限り、いきなり部品交換はしないと思います。
まずプロペラを、自分好みの調整に少しずつ寄せる調整をしていると思います。

前任者が上手に調整されたプロペラは、ゲージなどを作成し、コピーして各選手研究していると思います。

モーター勝率は、選手には重要な事ですが、私の予想ファクターの中では最重要とは思っていません。
モーターを引いた選手の整備力と調整で、前任者と同等のモーターに仕上げてあるか、を考え比較します。

モーターの良し悪しは、レースで競り合った場合に、どちらが優位か「比較する要因」として考えています。

モーターの勝率が良いから、予想の軸にする様な事はしていません。

 

ボートについて

ボートの勝率は、私はあまり関係無いと思います。
選手が整備出来ないので、基本的に無視して良いと思います。

しかし転覆などで新しくボートを乗り換わる場合は、少し注目して下さい。
何故なら、未使用のボートは他のボートに比べ水を含んでいない分、軽い可能性があるからです。
軽いという事は、大分優位な事です。

特に軽量の女子選手が新しい舟になる場合は、実力のある選手なら舟券の対象にしても良いと思います。

以上で出走表の項目については、今回で終了です。

次回からは、舟券術についてです。