八百長と忖度

2019年ボートレース界では、一大事件が起きました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、元ボートレーサー「西川昌希」被告による八百長事件です。

以下インターネットからの引用です。

『ボートレースで順位を調整し見返りに現金3725万円を受け取ったとして、モーターボート競争法違反の罪に問われている元ボートレーサー・西川昌希被告(30)の裁判が2日、名古屋地裁で開かれ、検察側は懲役4年と追徴金を求刑しました。

検察側は、西川被告について「選手の技能を犯行に悪用した」などと指摘。西川被告と共謀し八百長で得た利益を隠したなどの罪に問われている親族の増川遵被告(53)に対しては、懲役3年と罰金1100万円を求刑しました。』

※CHUKYO TV NEWSより引用

この事件により、私たちユーザーはボートレースに対し不信感を抱きました。
八百長は、決して許される行為ではありません。

被告人も結果的に刑罰を受け、舟券を購入する私たちにも、何の得などありませんでした。

【八百長】は悪です、犯罪です。

【忖度】

「忖度」とは『他人の心を推し量ること』という意味です。
しかし、最近では「忖度」といえば『上司や目上の人の気持ちを推察し、配慮する』といった意味合いで使われることが多くなりました。

【八百長】【忖度】、一見している行為は少し似ている様に思いますが、私は違うと思います。

桐生ボートレース2020年最初の正月開催、最終日の優勝戦は以下のメンバーにて行われました。

1号艇 江口晃生
2号艇 毒島誠
3号艇 久田敏之
4号艇 土屋智則
5号艇 山崎智也
6号艇 中里英夫

全員群馬支部の選手にて行われた
群馬ダービーの優勝戦です。

実力で言えば、前年のグランプリに出場した毒島選手が断然に上でしょう。

しかし1号艇の江口選手は、2号艇の毒島選手の師匠です。
毒島選手は、若手の頃から弟子として学んで来ました。

毒島選手は、こう思ったでしょう。

・正月のめでたい開催
・只の一般戦、優勝賞金なんて、この前のSG競走の予選並み。
・無理(フライングや違反)して優勝を狙うレースではない
・師匠に優勝してもらい年初から気持ち良く過ごして貰いたい。
・祝勝会で喜んでもらい、奢って貰った方がお互いウインウイン。

と思ったでしょう。

これこそ「忖度」ではないでしょうか。

ならば1号艇の江口選手の優勝をサポートするレースをするのではないか?
と思いました。

ピット離れからインコースを狙う行為や1号艇の江口選手がスタート遅れたり、1マークターンミスしない限り、無理に捲りに言ったり、
差しからの1着は無いと思いました。

決して手を抜くとかの八百長行為ではありません。

これこそ「忖度」です。

レース結果は…

1着 江口晃生
2着 毒島誠
3着 山崎智也

3連単 1-2-5 970円 3番人気

となりました。

1番人気が、1-2-3の6.7倍
1-2-全の4点購入してもプラスになります。

3着が今回は、近年不調の山崎選手になり9.7倍になりましたが、考えてみれば全員SGウィナーです。

ほぼ1着 1号艇、2着 2号艇と考えたら
970円は、おいしい配当だと思います。

舟券の攻略として【忖度買い 】あると思います。

さて、年初に忖度した毒島選手ですが、ゴールデンウィーク開催の優勝戦が、同じ様なメンバーになりました。

1号艇 江口晃生
2号艇 毒島誠
3号艇 金田諭
4号艇 久田敏之
5号艇 椎名豊
6号艇 山崎智也

さすがに正月に忖度しましたが、年末のグランプリに向け、賞金に余裕がある訳では無いし、前回忖度したので今回は、全力で優勝狙うでしょう。

レース結果…

1着 毒島誠
2着 江口晃生
3着 金田諭

3連単 2-1-3 2160円 9番人気

毒島選手は、しっかり差しからの1着を決めて優勝しました。

まとめ:

ボートレーサーも人の子、『他人の心を推し量ること』は誰でもあると思います。

【忖度】は、長年ボートレーサーを続けていく上では、必要なのかもしれません。

その上で真剣にレースに取り組んでいると思います。

しかし【八百長】は必要ありません。

この西川昌希被告の件で、ボートレース界では監視もより一層厳しくなり、今後八百長は無いと信じています。

皆さんも、八百長の無いクリーンな競技と信じて舟券を購入し、ボートレースを盛り上げていきましょう。